「津山署管内地域安全推進大会」(11〜20日)に合わせて美作大学・同短期大学部のマスコットキャラクター「地域貢剣ミマダイン」が11日、同署の一日署長を務め、犯罪防止を呼びかけた。
特撮テレビドラマの戦隊ヒーローをイメージしたミマダインは、「待機児童、教育格差などさまざまな問題が渦巻く令和の時代に現れた心優しき戦士」がコンセプト。学生らが演者となり、学内外でイベントを開催しており、困っている人を助ける”地域のヒーロー”は子どもたちからの人気を集めている。
この日、同署(林田)で委嘱式が行われ、防犯ボランティア団体や管内地域安全推進委員会など関係者ら約60人の前で、光本博一署長にたすきをかけられたミマダインは、自転車盗難、万引き、特殊詐欺の被害防止、不審者対策などを呼びかけ、「安心して暮らせる町にするためには、警察、自治体、市民・町民らが一体となって活動をしよう」と宣言した。
ピアノ演奏を披露するなどして会場を盛り上げた後、河辺のイオンモール津山で「犯罪の起きにくい社会づくり」を推進する企業の社員と啓発グッズ約100点を買い物客らに配った。
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啓発グッズを手渡し、防犯を呼びかけるミマダイン
津山署管内地域安全推進大会と美作大学「地域貢剣ミマダイン」