津山市文化協会70周年記念「津山芸術文化祭」のステージ会が13日、新魚町のベルフォーレ津山で開かれ、加盟9団体の多彩なステージが来場者を楽しませた。
皮切りに津山鶴丸太鼓が威勢のいいばちさばき、息の合った迫力の連弾を披露。童謡ひろば〜うたわらべは「赤とんぼ」「紅葉」などの曲で澄んだ歌声、津山交響楽団のホルンアンサンブル、木管アンサンブルも美しいハーモニーを響かせた。
さらにみゅーじかる劇団きんちゃい座の「しもやけライオン・ダイジェスト」、津山よさこい踊らん会紅や津山情緒保存会の踊りなどもあり、演目ごとに観衆から大きな拍手が送られた。また、津山朗読同好会SAKURAは藤沢周平の「山桜」をピアノの伴奏に合わせて朗々と読み上げ、桜華流華の音は「月夜荒城の曲を聞く」などを詩情豊かに吟じた。鶴山桜太鼓は勇壮なばちさばきで迫力ある音色を打ち鳴らした。
二宮の森数宏子さん(74)は「お腹の底に響くような和太鼓の音に気分がスッとし、親しみのある童謡唱歌に癒やされました」と話した。
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津山鶴丸太鼓のステージ
津山芸術文化祭 多彩なステージ