山下の津山城(鶴山公園)の登城口付近に24日、城をモチーフにした高さ約3㍍の時計塔がお目見えした。津山西ロータリークラブが今年の創立50周年記念事業で製作し、市に寄贈した。
上部は天守閣のような建物を、下部の土台は石垣をデザイン。東西に電波時計(直径約50㌢)を取り付け、南北には津山藩主を務めた森家、松平家のそれぞれの家紋をあしらった。総事業費は約270万円。
除幕式を現地で行い、会員や市の関係者約40人が出席。中村小百合会長は「城をイメージしたどっしりとした造り。地域の活性化につながることを願っている」、谷口圭三市長は「城下町の風情が感じられる。時計台は待ち合わせ場所などにされる印象があり、新名所になってほしい」と話していた。
同ロータリークラブは、1971年9月22日に創立。現在は会員約30人が所属し、市内の児童館に遊具を贈るといった社会奉仕活動に取り組む。事務所は山下の津山商工会館にある。
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津山城登城口にお目見えした時計塔
津山西RC津山城近くに時計塔寄贈
- 2021年9月25日
- 行政・公共