津山西ロータリークラブ(RC)は20日、社会奉仕事業の一環で、岡山県津山市井口の神南備山麓の井口公園に鉄棒とぶらさがりトレーナーを贈った。
井口町内会から市に要望があったのを受け実施した。高さ200センチ、170センチと高さが異なる、幅200センチの高鉄棒2連(ぶらさがりトレーナー)と、高さ90センチ、110センチ、130センチと高さの違う、幅180センチの3連低鉄棒。会員で基礎工事を行った。費用は約60万円で、ロータリー財団地区補助金を活用した。
贈呈式には会員と地域住民ら約50人が出席。野條健正会長(61)が「行政と町内会とRCが協力して実現できた。地域の皆様の交流と健康増進に役立てば。今後も地域の人に喜んでいただける活動を展開したい」とあいさつ。除幕して寄贈品を披露し、長尾俊彦副市長に目録を手渡した。長尾副市長が谷口圭三市長のメッセージを代読。続いて井口町内会・木下貴資夫会長(73)が「平成27年の開園以降、大勢の皆さんに利用いただいている。要望した鉄棒をこのように設置していただき、感謝の念に堪えません」と謝辞を述べた。
早速子どもたちが使い、歓声を響かせていた。