津山青年会議所(JC)は14日、津山市内などの小学校を訪問して津山城の魅力を伝える出前授業「つやまの魅力発見!もっと知ろうわたしたちのお城!」を向陽小(二宮)を皮切りに始めた。10月下旬までに残り29校で実施する。
同小には、山本竜義理事長らメンバー14人が訪れ、6年生45人が受けた。
武将織田信長と関わりが深い初代津山藩主森忠政が築城主で完成に13年を費やしたことや、日本三大平山城の一つ、かつての櫓の数は60棟で全国3番目の多さといった自慢ポイントを紹介。2015年に作製した「津山城かるた」も体験してもらい、「今では津山のシンボル的存在。このまちを好きになって育んでほしい」と呼びかけた。
岡本夢叶さん(12)は「守りがとても堅い城と分かった。コロナが収まったら多くの人たちに来てもらいたい」と話した。
津山JCでは、コロナ禍で恒例の津山城(鶴山公園)でのイベント開催を自粛する中、まちづくり委員会(芦田雅嗣委員長)が実施しやすい出前授業を企画した。
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津山城の魅力を向陽小の児童に伝える津山JCメンバー
津山青年会議所出前授業