津山高専は5日、中国大連市の大学・大連東軟信息学院と編入学に関する協定を締結した。同高専の本科卒業生が学校長の推薦を得れば、同学院の3年生に編入できる内容で、早ければ来年度から送り出す。
両校は2008年に交流協定を結んでおり、学生や教員の相互派遣、合同研究発表会などを行っている。今回の協定はその延長線上にあり、同高専には学校の国際化と進路の多様化、同学院は外国人留学生の増加など、相互にメリットがある。通信・電子情報・ソフトウェアエンジニアリングのいずれかの専攻に編入可能。同学院が定める卒業論文発表などの要件を満たすと、学士の学位を取得できる。
調印式は両校を結んでオンライン開催され、同学院の郭権副学長が「プログラムを通じて、学生が両国の経済と文化交流の舞台で活躍することを信じている」、同高専の岩佐健司校長は「すでに教師派遣やオンライン授業を実施しており、学生も親しみを持って交流を深めている。相互の国際交流を促進し、両校のさらなる発展を希望する」あいさつ。協定書に署名した。
津山高専、大連の大連東軟信息学院と編入学に関する協定
- 2021年8月7日
- 教育・保育・学校