津山高専技術交流プラザの「企業PR会」が6、7の両日、沼の同高専第二体育館(岡山県津山市)で開かれ、学生たちが産学連携する会員企業の製品や技術などについて見学した。
地域産業界との交流、地元就職の促進を狙いに恒例で実施しており、県内から計55社が参加し、学生延べ約380人が来場。
このうち7日は製造業を中心に設計、IT関連などの28社がブースを設け、それぞれサンプルや映像で製品の魅力や技術力をアピールしたほか、業務内容、SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みなども説明し、学生たちは熱心に見聞きしていた。
機械システム系4年の岡本陸さん(19)は「今聞いた企業が手掛ける防水透湿性素材は、ウェアだけでなく医療用ステントやフィルターなどにも実用化されていて興味深かった。製品開発や整備に携われる就職先を探しており、来春までに絞り込みたい」と話していた。
津山高専技術交流プラザ企業PR会