「自分たちを育んでくれた地域社会に恩返しするため、会員の減少と高齢化で沈滞気味になっている活動を盛り上げるため、同志と手を携えて友愛と奉仕の輪を広げていきたい」と穏やかな口調で語る。
2008年に入会。第二副会長などを歴任し、コロナ禍の21〜22年にも会長を務め、2度目の重責。正会員は現在、60代〜80代の15人。入会した16年前から半減している。
会長スローガンは「時は命なり」。
「年齢を重ねてくると時間の尊さを実感し、有意義に使わねばという思いが強くなる。自ら楽しみながら、社会に貢献する活動を続けていれば、必ず満足感が得られるはず」。
納涼ごんごまつりへの参加、津山城周辺の清掃、献血協力の啓発に加え、コロナ禍で休止していた保育園児のイモ掘り体験、児童養護施設の招待ボウリングを再開し、減らしていた例会、理事会の回数を元に戻す方針だ。
麻酔科・整形外科・内科の平山クリニック=岡山県津山市東一宮=院長。モットーは「情熱を持って自分らしく生きる」。
休日はゴルフや釣りを楽しむ。特にキャリア35年の船釣りでは8年前、鳥取賀露沖で90センチの大物マダイを仕留めている。毎朝、腕立て、腹筋、スクワット各50回の筋トレを欠かさない。
長男は県南に居を構え、市内の自宅に妻と暮らす。68歳。