谷口圭三市長と意見交換する「津山(まち)づくりミーティング」が4日、山北の市役所で開かれ、市鳥獣被害対策実施隊のメンバーと課題などを話し合った。
西部1班の福本庄司さん、同2班の時尾誠さん、東部1班の神田直人さん、勝北班の堀江政由さんが訪れた。メンバーは「班と班で規約などの決まりごとがばらばらになっており、市で統一したものを決めてほしい」「メンバーのほとんどが70代。新しい担い手は入ってこないし、入っても辞めていく」と現状を説明した上で、今後に向け「年間の報酬をもう少し考えてもらいたい」「ジビエ肉の加工施設・販売施設を建設し、津山産のジビエを売り出してほしい」と要望した。
市長は「みなさんの思いを聞き、改めて課題が浮き彫りになった。今後も力添えを頂きながら、着実に一つずつクリアできるよう努めたい」と述べた。
同ミーティングは市民の考えをまちづくりに反映させようと2018年度から開催。この日は本年度1回目。
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意見を交わす谷口市長と市鳥獣被害対策実施隊のメンバー