津山衆楽ライオンズクラブ(中村豪会長)は29~31日、台湾とモルドバの青少年を受け入れ、岡山県勝田郡奈義町の那岐山麓山の駅でライオンズ国際ユースキャンプ・交換プログラム(YCE)事業のサマーキャンプを開催した。
中四国各地でホームステイ中の6人が集まり、同クラブ会員・家族会員ら計約30人がもてなした。那岐山で登山を行い、絶景を満喫。奈義町現代美術館ではアートに親しみ、地域の文化にも触れた。夜はバーベキューやビンゴゲームで交流を深め、会場には笑顔が広がった。
最終日の閉村式では、贈られた浴衣姿で出席。台湾の高校生のリン・チェンダさん(16)が「美しい自然のなかでとても楽しい時間を過ごせた。芸術文化の奥深さも体験できて有意義だった」と感想を発表した。
中村会長(58)は「猛暑の那岐登山をみんなよく助け合いながら頑張った。今後もこうした国際交流の場を大切にしていきたい」と話していた。
