環境省の「環境月間」(6月)を前に「川と海の環境パネル展」(岡山県津山市主催)が26日、山北の市役所1階市民ロビーで始まり、海洋汚染について理解を呼びかける掲示物に来庁者たちが関心を寄せている。30日まで。
津山市や岡山県がつくったパネル13点を掲示。海面を漂うオイル、海岸に打ち上げられたペットボトルなどの「海ごみ」が海洋生物に悪影響を及ぼしている点や、山や川で捨てられたごみが下流へと流れて最終的に海を汚染している点などを挙げ、一人ひとりがルールやマナーを守って河川や沿岸の美化とごみ削減に努めることが環境改善につながると啓発している。
市環境保全衛生係の岡田良輔係長は「河川を通じて山と海はつながっており、海洋汚染問題は海から離れた県北の人たちにとっても深刻な課題となっている。みんなが意識を持って環境保全につながる行動をしてもらえたら」と話している。
