消防の仕事に理解を深める「一日消防士体験入署」が6日、岡山県津山市の津山圏域消防組合消防本部で開かれ、子どもたちはヘルメットや手袋を身に着け、放水や救急などさまざまな訓練に元気いっぱいに挑戦した。
管内の小学4~6年生9人が参加した。放水訓練では、子どもたちは真剣な表情でポンプ車のホースを握った。水圧に押されてバランスを崩しそうになりながらも、消防職員の補助を受けながら、的を狙い撃ち。
南小4年の田中結月さんは「水が出るとき、ホースが重くなってコントロールが難しかった。パパ(消防士)の大変さが分かった」と笑顔で話した。
そのほかにも、ロープ渡過や119番通報の模擬体験、はしご車での高所体験など盛りだくさん。子どもたちは積極的に挑戦し、防火への意識を高めていた。
