岡山県津山市加茂町黒木の「トヤの夫婦滝」と黒木第3キャンプ場で30日、第32回「納涼お滝まつり」(同市観光協会北支部主催)が開かれ、大勢の家族連れらが涼感を満喫した。
黒木ダム湖に流れ込む沢にある同滝(落差25メートル)で神事が行われ、訪れた人たちは深緑に囲まれた岩盤をふた筋に分かれてさざれ落ちる瀑布(ばくふ)に歓声を上げ、周辺を散策。滝つぼで水浴びしたり、生き物を探したりする子どもたちもいた。
キャンプ場では、焼き鳥やそうめん、かき氷などが販売され、昼食どきは大にぎわい。スーパーボールすくい、景品が当たるくじ引きも人気を集めた。
スポーツ少年団のレクリエーションで訪れた岡山市の小学5年・河合泰我君は「頭から浴びた滝の水はすごく冷たくて、最高に気持ちよかった」と笑顔。
同まつりは、コロナ禍で神事のみを行っていたため、集客しての実施は4年ぶり。