陶芸体験の出前授業が17日、清泉小学校(綾部)で開かれ、4年生16人が地元の陶芸家・奥田福泰さん(68)=野村=に教わりながら絵皿作りを楽しんだ。
地域の手仕事を知る社会科学習の一環で、ビニールシートを敷いた教室で要領を聞いて開始。児童たちは粘土を板にはさんで踏むなどして平らに伸ばし、円形や楕円形などにしていった。
表面をかまぼこ板で滑らかにした後、へらで線を彫り込み、そこに釉(ゆう)薬状の色粘土を筆でつけて作画。「発色がよくなるよう濃いめにのせ、ほかの色と混ざらぬように」とアドバイスを受け、それぞれ考えておいた図案を見ながら花や動物の顔、アニメキャラクターといった絵柄、スイカの模様、好きな文字などを描いた。
野村藍さんは「大好きなパンケーキの絵でカラフルにしてみた。焼き上がりが楽しみ。本物のケーキを盛るのに使いたい」とにっこり。
作品は奥田さんが工房で自然乾燥させた後、窯で素焼き、本焼きし、来月中旬日の出前授業で児童に手渡される。
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皿に色粘土で絵を描く児童たち
清泉小学校(綾部)、陶芸体験の出前授業
- 2020年12月19日
- 教育・保育・学校