津山出身の気象予報士・中島望さんによる出前授業が22日、清泉小学校=岡山県津山市=で開かれ、5年生16人が地球温暖化について認識を深めた。
「未来の地球と私たちのくらし」をテーマに映像を使って、約130年間の気温変化や年間平均0.85度気温上昇が及ぼす大雨や干ばつなどの異常気象を説明。原因である二酸化炭素が人の生活の中で多く排出されていることを伝え、「なくすことは出来ないけれど、減らすことは出来る。意識を持って自分たちで出来ることを考えてみましょう」と呼びかけた。
豊島光希君は「温暖化が進む原因が身近な生活の中にあることを知ってびっくりした」。内田來希君は「毎年、気温が上がっていくのが疑問だったけど、よくわかった。エアコンをなるべく使わないなど出来ることをしたい」と話した。
中島さんは「子どもたちが真剣に考えてくれてよかった。家族や友達と一緒に小さなことから取り組んでもらえたら」と振り返っていた。
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温暖化について理解を深める児童