清泉小学校(綾部)で3日、「百人一首大会」が行われた。この日は決勝戦で、事前にあった予選を勝ち抜いた児童8人が熱戦を繰り広げた。
百人一首に親しんでもらおうと、25年前から開催している。全校児童63人が各クラスで代表を決め、低、中、高学年と分かれ、決勝進出をかけて勝負した。
2組に分かれて試合を行い、読み手が上の句を読み上げると、「はい!」と声を上げ、下の句の札を勢いよく取った。低、中学年の児童も高学年に負けないように果敢に挑み、実力伯仲の競い合いをした。一番多く札を取った6年生の西村夏奈さん(12)が優勝し、トロフィーを受け取った。
西村さんは「幼いころからかるたが好きだったから上手になったのだと思う。これからも百人一首を続けていきたい」、内田颯真君(10)は「家族に鍛えてもらったが負けてしまった。来年を勝てるように頑張る」と決意を新たにした。
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白熱した試合を繰り広げる児童たち
清泉小学校(綾部)で3日、「百人一首大会」が行われた
- 2021年2月6日
- 教育・保育・学校