”ぼたん寺”として知られる院庄の清眼寺に、ボタンの花を描いた水墨画の大作が檀信徒らからこのほど奉納された。
水墨画家・大谷南椛さん(84)=妙原=が手掛けた縦70㌢、幅136㌢の作品。墨の微妙な濃淡だけであでやかに咲き誇る大輪を見事に表現している。
阿形良崇名誉住職(75)と親交のある大谷さん、門下の南椛墨画会員で同寺檀信徒の片山幸子さん(72)=戸島=が贈り、本堂の床の間に掛けられた。
同寺境内にはおよそ100種、300株のボタンが植栽され毎年4月下旬〜5月上旬、県内外から多くの愛好者らが訪れる。
阿形名誉住職は「ぼたん寺にふさわしい、素晴らしい作品をいただいた。常設して来シーズンには公開し、花とともに鑑賞してもらいたい」と話している。
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清眼寺に奉納された大谷南椛さんのボタンを描いた水墨画
清眼寺水墨画寄贈