スポーツを通じて人権について考える「人権スポーツふれあい教室」(津山人権啓発活動地域ネットワーク協議会主催)が9日、林田小学校(川崎)で開かれた。6年生45人が、女子サッカー岡山湯郷ベルの選手と交流しながら、思いやりの大切さなどを学んだ。
来校者したのは津山市出身の小林亜耶奈選手のほか、植木野乃穂、中村ひかる、町田朱里の4選手と小林彗那チームマネジャー、津山人権擁護委員6人。
ボールを使ったレクリエーションでは、一緒に円陣パスをしたり、ミニゲームを楽しんだりした。児童は選手から「良いね!」と声をかけられる場面も。
選手たちは「今周りにいる友だちを大事にしてほしい」「思いやりの気持ちを忘れずに学校生活を送ってほしい」「得意なことはどんどん伸ばし、不得意なことは周囲の人と助け合って楽しんで」などと選手が一人ずつ呼びかけた。
近藤淳人さんは「選手たちから人権の大切さを学んだ。けんかしないようにしたい」。宮野樹季さんは「選手たちと仲良く楽しくできた。これからも思いやりをもって生活していきたい」と話した。
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選手と楽しみながら人権について学ぶ児童
湯郷ベル選手と交流 「人権スポーツふれあい教室」