湯郷温泉 ゆず湯

経済・産業 ゆず湯を満喫する入浴客
ゆず湯を満喫する入浴客
         

 冬至(12月22日)を前に「ゆず湯」のサービスが2022年12月17日、湯郷温泉(岡山県美作市湯郷)の旅館やホテルなど15施設であり、県内外の利用客たちがさわやかな芳香の中で入浴を満喫した。
 湯郷温泉観光協会(安東大志会長)と元湯「湯郷鷺温泉館」がユズ計約1800個を用意。塩湯社での神事の後、鷺温泉館では露天風呂に浮かべられ、湯舟につかった人たちは果実を手にとるなどしてゆったりとくつろいでいた。
 「いい香り。とてもリラックスして体の芯から温まる」と兵庫県姫路市の会社員男性(60)。
 昔から「ゆず湯に入ると風邪をひかない」と言われ、身体息災なら融通(ゆうずう)が利くとのこじつけも知られるが、果皮に含まれるクエン酸には血流促進などの効果がある。


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