満100歳の誕生日を6日に迎えた岡山県津山市の片山愛子さんに7日、津山市からの記念品が贈られ、長寿と健康を祝った。
片山さんは1924(大正13)年に綾部で生まれ、17歳のころ代用教員として高田小学校で教え、その後教諭として市内小学校で教べんを執った。同じく小学校で教員を務めていた太郎さんと48年に結婚し、子2人、孫3人、ひ孫4人に恵まれた。趣味は毛糸での手編み。何でも食べ、毎朝の体操などが長寿の秘訣という。
この日、谷口圭三市長が自宅を訪れ、祝い状を読み上げて記念品を贈り「これからも元気でお過ごしください」と言葉をかけた。長男の研之さんと暮らす片山さんは「長生きも努力がいるので、これからも努力をなくすことはできない」と笑顔で話していた。
市内の100歳以上のお年寄りは片山さんを含め、101人(男性10人、女性91人)となっている。