気が付けば満100歳 誕生日に市が長寿祝福 「よく働き、よく生きた」/岡山・津山市

100歳(百寿) 谷口市長から記念品を受け取る早瀬さん
谷口市長から記念品を受け取る早瀬さん=岡山県津山市で
         

 岡山県津山市の早瀬房野さんが満100歳の誕生日を20日に迎え、同市が記念品を贈り、健康と長寿を祝福した。

 早瀬さんは1923年、津山市で生まれた。農業を営む夫を縫製工場で働きながら支えた。絵画や工芸、陶芸など多彩な趣味を楽しんだ。「大変な時代もあったが、よく働き、よく生きた。気がついたら100歳になっていた」とほほ笑む。子どもは6人、孫は8人、ひ孫は9人。

 早瀬さんが入居している津山市の特別養護老人ホーム愛和荘を谷口圭三市長ら2人が訪問し、国と県からの祝い状と記念品を伝達。市からの記念品の肌掛けふとんを手渡した。早瀬さんは「うれしいですね。ありがとう」と礼を述べた。

 市内の100歳以上のお年寄りは8月31日現在、早瀬さんを含め97人(うち女性86人)。


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