第58回勝北ふるさと祭りと第25回子どもステージフェスティバル(同実行委主催)が8日、岡山県津山市新野東のハートピア勝北で開かれた。澄み渡る青空の下、大勢の家族連れや地域住民らでにぎわい、秋の一日を楽しんだ。
野外ステージでは、勝北中学校吹奏楽部の軽快な演奏を皮切りに、勝北風の子こども園年長児や放課後子ども教室「元気ッズひろば・バンビ勝北」の児童たちが登場。元気いっぱいの踊りや歌声が会場を包み、観客から大きな拍手が送られた。
会場にはテント村が並び、地元団体による特産品や手づくり品が販売された。香ばしい匂いに誘われて多くの人が足を止め、恒例の餅投げ・菓子投げでは歓声が響いた。
同時開催の勝北文化協会による秋の文化祭では、絵画や書、手芸など地域の創作活動が紹介された。上野田の会社員・井堀ゆみさん(41)は小学3年の娘と訪れ、「おいしいものがたくさんあって、娘も友だちと会えて楽しんでいるようで、最高ですね」と笑顔を見せた。
