岡山県美作市と同市に工場を構える総合精密機械、精密部品メーカーのモリマシナリー(本社・赤磐市)は22日、災害時における土地の使用とAED(自動体外式除細動器)の利用に関する2つの協定を締結した。
内容は地震や風水害などが発生した時、市の要請に応じて同社の美作工場(奥)の敷地の一部(約40アール)を災害用資機材集積所などに活用する。併せて人命救助にあたる地域住民ら第三者に事業所内にあるAEDを提供する。
締結式が同市美来の市役所で開かれ、 関係者6人が出席。 萩原誠司市長が「地域貢献をしていただきありがたく思う。市民に地元の企業を知ってもらう契機にもなる。共にまちづくりを考えていく仲間として今後の発展を願う」とあいさつ。森郁夫代表が「昨今は自然災害がどこで起こるかわからない状況で弊社でも有事に備え、防災対策に取り組んでいる。創業からお世話になっている地域のみなさんの役に立てられるように協力していきたい」と述べた後、両者は2つの協定書に署名した。
協定はモリマシナリーの社員の意見によって実現。災害時の土地の使用に関して県内では赤磐市に続いて2例目で、AEDの利用は初となる。美作市は発災時には同社から提供された土地を備蓄品置き場や派遣された自衛隊の中継地などに活用するとしている。