チャリティーも兼ねた野外音楽イベント「SAVE The TSUYAMA STREET(セイブザツヤマストリート)2024」(同実行委主催)が3日、岡山県津山市大田のグリーンヒルズ野外ステージで開かれ、多くの若者や家族連れらがステージで繰り広げられる熱いライブや華やかなダンスに熱中した。
コロナ禍で制限された生活を送る子どもたちを楽しませようと市内の音楽関係者ら有志たちが実行委を立ち上げて始め、4回目になる。今回は全国各地で活動するヒップホップやレゲエアーティストや地元のダンスチームなど計37組が出演し、気迫のこもったパフォーマンスや軽快なメロディーで会場を湧かせた。
この日は晴天で、初夏の日差しが降り注ぐ開放的な雰囲気の中、訪れた人たちはリズムに合わせて体を揺らし、かけ声をかけるなどして満喫していた。県内の飲食店が出店した屋台もあり、おいしいグルメを堪能する人の姿も見られた。
友達同士で遊びに来たという高野小5年の藤本信導君(10)と岡田凰聖君(10)は「音楽も歌っている人も最高にかっこいい」。「自分も同じように何かに取り組んでみたいと思えるようになった」と話していた。
同イベントで集まった協賛金は後日市内の福祉施設に寄付をする。
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