津山市内の小中学校を対象にした「熱中症対策標語コンテスト」の表彰状授与式が26日、岡山県津山市山北の市役所で開かれ、入賞した児童生徒10人をたたえた。作品を掲載した啓発ポスターもお目見えし、公共施設や市内のマルイ店舗など約500カ所に8月末まで掲示されている。
市、市教委、大塚製薬、マルイ、トライフープ岡山が2022年から共催し、3回目。小学4年生から中学3年生まで募集を呼びかけ、514点が集まった。
式では協賛団体・企業から一人ひとりに表彰状が手渡され、谷口圭三市長が「熱中症の危険性や予防の大切さについて考え、周囲の人に広めてもらいたい」とあいさつした。
今回から小学校と中学校の2部門で表彰。市長賞には南小4年の中西冠仁君の「水とうはぼくの相ぼう忘れずに」と、北陵中2年の福田龍仁さんの「熱中症水分塩分の二刀流」が選ばれた。中西君は「サッカーをしているのでこまめに水分をとっていきたい」、福田さんは「去年の夏に熱中症になりかけたことがあった。塩分も忘れずにとってほしい」と話していた。
ポスターは8月末まで掲示される。
