岡山県北一のアマチュアの棋士(囲碁)を決める「第41期美作本因坊戦」の挑戦者決定戦(津山朝日新聞社主催、津山囲碁協会主管)が27日、同県津山市の西苫田公民館で開かれた。熱戦の結果、永世美作本因坊の池田晃一七段(80)=同市福田=が権利を獲得。迎え撃つ大東邦雄美作本因坊(73)=同市北園町=も永世の称号を有しており、永世美作本因坊同士の戦いとなった。
美作囲碁界きっての強豪10人が出場。トーナメント戦で、持ち時間50分で行った。
場内は碁石を打つ音が静かに響き、真剣勝負が繰り広げられた。準決勝には江原憲行七段、足立俊幸六段、政岡周作七段、池田七段が勝ち上がった。
決勝は政岡七段を下した池田七段と、江原七段を破った足立六段が対局。序盤は互いに慎重に打ち進め形勢は互角だった。白番の足立さんが好手により形勢を徐々に優位に。終盤近くになり、形勢不利な黒番の池田さんが白の大石を取ることに成功し、逆転中押し勝ちした。
池田七段の話 「指運が良く、勝てた。勝負とはそのようなもの」。
池田七段は美作本因坊に通算8期、2回永世位に就いている。本因坊決定戦に向け「(大東美作本因坊とは)一昨年は好勝負だった。今回も良い勝負になれば」と話していた。
池田七段と足立六段を除く上位入賞者は次の通り。
▽③江原憲行七段④政岡周作七段⑤大津寄洋史五段⑥山本豊六段⑦福田昌宏六段⑧池田正人六段
決定戦は9月3日に同所で、三番勝負で行われる。