第7回「牛魔王選手権」(津山市観光協会主催)が3日、岡山県津山市山下の津山城(鶴山公園)つるまる広場で開幕し、県内外の行楽客らが趣向を凝らした牛肉料理の食べ比べを堪能している。5日まで。
市内を中心に県北の飲食店など24団体が参加し、選手権エントリーの18ブースが肉山パフェや牛あぶりにぎり、そずり焼肉丼、テール焼きといった多彩な料理を販売。
快晴の初日は、午前10時すぎには人気ブースに行列ができ、食欲をそそる香ばしいにおいが漂う中、来場者は出来たてを買い求めてはおいしそうにほお張っていた。それぞれ食後に気に入った品に券を投票。参加店の食事券などが当たるガラポン抽選、市内高校の吹奏楽部によるステージ演奏もあった。
友人と訪れた岡山市の会社員・上月麗音さん(40)は「4品を完食したところで、そずりあぶり、メンチカツも肉々しくてうまかった。津山の肉料理は最高」と満足そうだった。
さらに3、4日の夜は、初の「城バル・夜台村」として7ブースが自慢の料理を販売し、酒のつまみに屋台気分を楽しんでもらう趣向。
同選手権は、津山地域に古くから根付く牛肉の食文化をPRしようと恒例で開催している。