観光土産品卸・企画のタナベ(宮尾)が12日から、河辺のイオンモール津山で土産用菓子の物産展「タナベのおみやげ横丁」を開いている。コロナ禍により観光需要が著しく落ち込むなか、気軽に行楽気分を味わってもらおうと企画した。同社初の店舗販売は28日まで。
会場は1階専門店街の中央エレベーター前。蒜山牛乳デコレなど箱菓子やホルモンうどん関連商品、話題のご当地ポテトチップスやラムネ・サイダー、漬物やそばなど。約40種類の駄菓子は三つで1000円とサービス価格で提供している。計200種類以上の商品を取り揃えた。
同社は通常、県内と備後地域の観光地向けに商品を卸している。コロナ禍のなか売上は著しく低迷しており、昨年のゴールデンウィークや年末年始といったかき入れ時も緊急事態宣言が発令され観光地を訪れる人はなく、苦しい状況が続いている。
今回の物産展のために珍しいご当地商品も多数取り揃えたという田邊久人社長(42)。「コロナ禍のなかどうすれば観光地用の商品を多くの人に楽しんでいただけるか、いろいろな方法に挑戦したい」。
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観光土産菓子がずらりと並ぶ「タナベのおみやげ横丁」
物産展「タナベのおみやげ横丁」
- 2021年3月13日
- イベント