還付金詐欺や架空料金請求詐欺といった特殊詐欺を撲滅しようと、岡山県警津山署は被害防止に貢献した店舗へ交付する独自の「認定証」を作った。認定書としては県内警察署で初の取り組み。
年度内に被害を2回未然防止した店舗が対象で、優良店として功労をたたえる。サイズはA4判、アクリルフレーム付きで、店内に掲示してもらい、被害防止への機運を醸成する。
同署によると、昨年1年間の管内の特殊詐欺被害の認知件数は、4件(前年比6件減)で、被害額は約860万円。
中里康司生活安全課長は「認定証を交付することで店員や職員の水際対策への意識を一層高めてもらい、特殊詐欺被害を防ぎたい」としている。
