第3回「ほたる飛び交う宮川づくりポスターコンクール」の表彰式が13日、岡山県津山市新魚町のアルネ津山4階・市立文化展示ホールで開かれ、入賞した小学生10人が賞状を受け取った。特賞のグリーンベルト大賞には北小学校2年・新家岳君(11)の作品が輝いた。
宮川の環境改善を図り2022年から美作高校や地元企業のグリーンベルトなどが協働で取り組んでいる「ほたる飛び交う宮川づくりプロジェクト」の一環で小学生たちの意識を高めようと実施。宮川沿いの9校の児童から計38点が寄せられ、美作高校現代創造コースの3年生18人が投票で選んだ。

表彰式では寺坂厚志グリーンベルト社長や谷口圭三市長、藤原修己美作学園理事長、早瀬直紀校長が受賞者に賞状を手渡した。
新家君はホタルにそっと手を差し伸べる少年の姿を描き「守るんだぼくらの手で」という力強いメッセージを添えた作品を制作。「川をきれいにしてホタルを増やしたい、自分たち一人ひとりがホタルを守ろうという思いをもっていかないといけないと願いを込めて書いた。選ばれてうれしい」と話した。
