宝くじ売り場「久世ゆめタウンチャンスセンター」=岡山県真庭市惣=で、ロト7の1等10億円の当選が出て、大きな話題になっている。関係者によると、県内のチャンスセンターではこの1年間、億越えの高額当選が相次いでおり、今回で4回目という。
7月7日の七夕が抽選日の第530回ロト7。当選番号は「1・11・13・28・29・30・34」で、1等2口のうち1口がゆめタウン久世前にあるこの売り場だった。店舗に掲げられた貼り紙には「祝大当たり」「出ました 何と10億円」の文字が躍る。幸運にあやかろうと、来店者が続々と増えている。
昨年から県内4店舗で1億以上の当選が続出しており、各店舗責任者の川西正之さんは「県内に高額当選の流れが来ている」と驚いた様子で話す。
昨年6月に岡山駅前チャンスセンター(岡山市)でドリームジャンボ1等3億円と後賞1億円の計4億円。これを皮切りに、今年1月に藤田DCMチャンスセンター(同)でロト6の1等2億1100万円、3月に岡南ハピータウンチャンスセンター(同)でロト7の1等10億円。その波が県北にも到来したのか、真庭市で奇跡の1等10億円が出た。
あす29日は大安。「夢に向かって次に幸運をつかむのはあなたかも」と川西さん。1等・前後賞合わせて7億円のサマージャンボ宝くじは8月4日まで販売中だ。