津山市家庭教育支援チーム「はぴまる」による本年度「子育てトークルームぽかぽか」(市家庭教育推進協議会主催)が13日、岡山県津山市川崎の津山東公民館で始まり、会話を楽しみながら気軽に悩みを打ち明けられる憩いの場所として保護者たちが活用している。9、3月の計3回実施予定。
3年目となる取り組みで、県家庭教育支援ファシリテーター養成講座の修了者や元教員、子育て経験者ら13人でつくる支援チームメンバーが、子どもたちの生活習慣や人との関わり方、社会的マナーなどを育む「家庭教育」をはじめ、関連したさまざまな悩みを受け止めて相談に乗る。
この日は、参加者がメンバー2人に家庭や子どもが通う学校内に対しての心配事など胸の内にある思いを伝える姿が見られた。メンバーたちは熱心に耳を傾け、自身の経験を踏まえた助言を行っていた。3人の子どもがいる40代の母親は「アットホームな雰囲気で落ち着いて話ができた。悩み事や思いに共感してくれたのが本当にうれしかった」と語っていた。
同協議会事務局の市教委学校教育課・小林昭太主査は「独りで悩みを抱えて孤独を感じないように、気持ちをすっきりさせる場所として活用してほしい」と話していた。
本年度は市内で開催するイベントや相談会にも同支援チームが出張する予定で、詳しい情報は市ホームページやSNSで告知する。
問い合わせは、市学校教育課内事務局(TEL:0868-32-2114)。