小田中の松本俊二さん(89)は、自身が所有する畑で不思議な形の大根を収穫した。中部から先端にかけて三つ股に分かれ、ねじれてからみあっている。見た人たち間では「まるで男の子の赤ちゃんのみたい」と話題になった。
家庭菜園が趣味で、以前運営していた木工所の敷地でニンジンなどを育て、近所の家や施設などに贈っている。収穫したのは1月末で、大きさは約40㌢。「子どものころから畑仕事をしていたけど、こんな形は初めて。栄養素として米ぬかを畑にまいていたからなのか」と首をかしげる松本さん。
大根は土の中で成長していく際、石などの障害物に当たると枝分かれしたり、別の部位から伸びたりすることがよくあるという原因を知り、「わかってすっきりした。たまに奇抜な野菜が出てくるからおもしろい。これからも楽しみの一つとして家庭菜園を続けたい」と話した。
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松本さんの畑で獲れた珍しい大根
珍しい形の大根
- 2022年2月19日
- 食関連