津山動物愛護フェスティバル(岡山県獣医師会津山支部主催)が23日、岡山県津山市の市立図書館前で開かれた。子どもたちのかわいらしい塗り絵の展示を通じて生き物の命を大切にするよう呼びかけた。
動物愛護週間(20~26日)に合わせた恒例の行事で、コロナ禍を経て3年ぶりに再開。津山市内の幼稚園、保育園17園から472点が寄せられた。会場にはクレヨンや色鉛筆などを使ってカラフルに仕上げた作品ずらり。早速家族連れらが訪れ、その出来栄えを誉めていた。
弥生保育園年長組の福田芽生ちゃん(6)は友だちが塗った作品の前で「みんないろいろな色を使っていて、塗り方もきれいですごい」。妹の結生ちゃん(3)は「お姉ちゃんも頑張って描いていてすごくいい」と話していた。
このほか、県動物愛護財団のボランティアが、犬・猫の不妊去勢手術といった情報が記載されたチラシを配ったほか、獣医師たちがペットに関する相談を受け付けていた。