生ごみなどの分別啓発に向け、岡山県真庭市は「資源循環サポーター」として市内の主婦ら52人を任命した。各種イベントやスーパーなどでのブースの設置、チラシ配布などを行う。
同市は、市内の一般家庭や事業所から排出される生ごみ・し尿・浄化槽汚泥などを資源化する「生ごみ等資源化施設」を、2025年1月の本格稼働を目指して建設中。また生ごみの分別について、現在実証している久世地区から順次、市内全域に拡大する予定で、9月から始める。
52人は、リサイクルプラザまにわの会やJA女性部、真庭商工会女性部などのメンバー。任命式は24日に同市落合垂水の落合総合センターであり、太田昇市長がサポーターの代表者に名札を交付し、協力を呼びかけた。
池本顕子さん(55)=市廃棄物減量等推進審議会委員=が「市民が環境や地域を自分事として考え、責任を持って行動しなければならない。資源が循環する社会を目指して活動に取り組む」と決意表明。全員で「生ごみ分別にみんなで取り組もう」とかけ声を上げた。