岡山県津山市の院庄林業(武本哲郎代表)と中国銀行津山支店(藤原亮支店長)は20日、同銀行の「SDGs私募債」を活用して、同市にある津山高校に約100万円相当のデジタル機器や情報通信機器を寄贈した。
SDGs私募債では、融資を受けた会社が、発行された金額のうち手数料約0・2%を使って地域貢献や西日本豪雨の被災地復興支援を行っている。今回は、学校の教育環境の充実に役立ててもらおうと、プロジェクター、マグネットスクリーン各1台と無線機のアクセスポイント2台を贈った。
贈呈式が同校で行われ、武本代表は「人生に大きな影響を与えてくれた母校に貢献できることをうれしく思う。生徒たちの学びを深めるのに活用してほしい」、藤原支店長は「地元企業と力を合わせて、地域の発展に協力していく」と滝澤浩三校長に目録を手渡した。
滝澤校長は「本校はIT・ICT機器を取り入れた授業を推進しており、ご協力にとても感謝している。有効的に活用させていただく」と謝辞を述べた。