岡山県勝田郡勝央町ボランティア連絡協議会(赤堀浩一会長)は3、4の両日、「フード&ライフドライブ」事業に寄付された食料品や日用品を、同町平の社会福祉協議会で町民に無料提供した。
7月29日から8月2日まで募り、町内の企業や学校、銀行、町民らから米や缶詰、レトルト、菓子などの食品、シャツやテッシュ、タオルといった日用品が寄せられた。
初日は高齢者や技能実習生、親子連れら約40人が訪れ、会員らと会話をしながら希望の10品を選び持ち帰っていた。初めて利用した町内の女性(80)は「品ぞろえが豊富で非常に助かる。皆さんと顔を合わせることで元気をもらった」と話していた。
赤堀会長(67)は「暑い中多くの人が集まってくれた。回を重ねるごとに支援の輪の広がりを感じている」と話している。
生活困窮者らを支援しようと町社会福祉協議会と2021年から8、12月に実施し、今回で7回目。