台風7号の記録的な大雨による増水で崩落、通行止めになっていた岡山県苫田郡鏡野町上斎原の町道にある大石大木山橋の仮設工事が完了し27日、通行が再開した。
橋は全長約40メートル、幅6.5メートルで、一部崩落した同橋の下流に設置。除雪車などの大型車両の通行が可能になっている。中国地方整備局が保有する災害時用の応急組立橋を活用し、道路も舗装した。
町建設課は「本格的な積雪を迎える前に設置できてよかった。町民のみなさんに安心して使っていただき、今後も復旧に向けて努めていく」と話している。
損傷した大石大山橋は、2025年に新設を予定している。