和菓子作りの体験教室が7日、岡山県津山市沼の旬菓匠くらやで開かれ、津山高専の留学生6人が夏の練切を手づくりし、味わった。
同店の協力の下、稲葉伸次社長が江戸時代に発展した和菓子の歴史を紹介。続いて参加者たちは、7月の練切「七夕」「笹の葉」の作り方を菓子職人に教わった。
それぞれ見よう見まねで餅粉と白あんを合わせた生地を手のひらで伸ばしたり、あん玉をくるんで絞り目を付けたりしながら成形。抹茶とともに完成した2種を試食した。
インドネシア出身の機械システム系3年・レクシアンドロ・コーレンシウスさん(19)は「和菓子が好きで自分で買っているが作るのは初めてで楽しかった。日本の文化に触れる良い経験になった」と話していた。
体験は市の留学生交流・サポート事業の一環で毎年実施している。