留学生が巫女体験 夫婦が手にする盃に お神酒を注ぐ/岡山・真庭市 

教育・保育・学校 三々九度を体験するイタリア人留学生たち=岡山県真庭市で
三々九度を体験するイタリア人留学生たち=岡山県真庭市で
         

 岡山県真庭市の真庭高校(落合垂水)、勝山高校(勝山)に短期留学しているイタリア人留学生2人が16日、同市木山の木山神社で巫女体験をし、日本文化に触れた。

 イタリアの学生国際交流支援団体「エジーナ」の事業に市が受け入れ協力し実現。イタリア中部にあるウンブリア州のシジスモンディ校で日本語を勉強するルクレツィア・バトリさん(17)とエレナ・ロンデッリさん(18)が9日に来訪し、授業や学校活動に取り組んでいる。

 初めて巫女装束を身にまとったこの日は、神前結婚式の儀式の一つ・「三献(さんこん)の儀」を体験。神職に教わりながら夫婦が手にする盃(さかずき)に、お神酒を注いでいった。

 2人は「日本のアニメが好きなので、神社に来て巫女の衣装を着ることができてうれしい」「花嫁さんもとてもきれいで、日本文化を体験できてよかった」と笑顔を見せていた。

 今後は市内の園児らとの交流や稲刈り体験などを実施し、28日まで滞在予定。

巫女体験をする留学生たち
巫女体験をする留学生たち

関連記事


>津山・岡山県北の今を読むなら

津山・岡山県北の今を読むなら

岡山県北(津山市、真庭市、美作市、鏡野町、勝央町、奈義町、久米南町、美咲町、新庄村、西粟倉村)を中心に日刊発行している夕刊紙です。 津山朝日新聞は、感動あふれる紙面を作り、人々が幸せな笑顔と希望に満ちた生活を過ごせるように東奔西走し、地域の活性化へ微力を尽くしております。

CTR IMG