岡山県苫田郡鏡野町富東谷の美術家・廣山宏樹さん(38)の作品展が二階町の複合施設「INNーSECT」で開かれ、異世界の料理やキャラクターを描いた多彩なイラストレーションに利用客らが見入っている。25日まで。
1階のカフェスペースに、近作約20点を出展。架空世界のレストラン料理やキャラクターをまな板などに描いた「空想レストラン」の連作がメインで、つららの形をした大根とブリ、アスパラガスとパラシュートが合わさった豆腐、料理を運ぶ赤鬼や芋虫が鮮やかな色遣いで表現されている。
このほか、座敷スペースにクリスマスをテーマにしたアクリル画やコラージュ、店頭には顔はめパネルも設置。
さらに関連企画として22〜25日の4日間、作中の「雪だるマフィン」をイメージしたガトーショコラを特別メニューとして限定販売する。
廣山さんは「アートに興味がない人も、食事を楽しみながら非日常を味わってほしい」と話している。
営業日は木曜〜日曜日の午前11時〜午後6時(金・土曜は午後8時まで)。
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「空想レストラン」のイラストレーションと廣山さん
異世界の料理やキャラ多彩なイラストレーション
- 2022年12月2日
- 芸術