2日に満100歳の誕生日を迎えた河島清子さん(小原)に同日、津山市からの記念品が贈られ、長寿と健康を祝った。
河島さんは1922(大正11)年に旧勝田郡広野村で生まれ、鏡野町真加部で育ち、22歳のころ夫の利徳さんと結婚、旧柵原町に嫁いだ。優しい性格で、悲しいことがあっても童謡を歌って乗り切るような気丈な面もあったという。4人の子どもを育て上げ、孫4人、ひ孫4人に恵まれた。現在は鏡野町杉の奥津広済園に入所し、穏やかな日々を過ごしている。
この日、同施設を訪れた木梨良祐社会福祉事務所長が谷口圭三市長からの祝い状を読み上げ、家族が見守る中、記念品を手渡した。長女の和子さん(77)は「母の人生の旅路がいつまでも続いてほしい」と話していた。
市内の100歳以上のお年寄りは河島さんを含め、104人(男性10人、女性94人)となっている。
百歳河島さん