工芸愛好家3人による「干支 お節句 縁起物展」が岡山県勝田郡奈義町高円のそばカフェ木楽ギャラリーで開かれ、創意あふれ心和ます布細工などが来場者の目を楽しませている。3月2日まで。
同所の延原陽子さん、美作市平福の加藤孝子さん、同市古町の浅尾加代子さんが、古布やちりめんの生地を組み合わせた計約120点を出展。
愛らしい内裏びなや豆びな、ウサギびな、男児がまたがったこいのぼり、かぶとのタペストリーもさまざまな生地の色柄が生かされている。あでやかなツバキやウメをあしらったコースターなどの雑貨も節句の雰囲気を演出している。
同所から来ていた長畑佑衣さん(35)は「年女ということもあり、かわいらしいヘビの置き物に魅かれた。見ているだけで癒やされますね」とにっこり。
延原さんは「作り手によって違った個性の作品ができる。さまざまな表情を楽しみながら季節と癒やしを感じてもらえたらうれしい」と話している。
午前11時~午後4時(月、火曜日、第2日曜定休)。