岡山県の第63回「県農林漁業近代化表彰」が3部門の5団体に決まり、美作県民局管内からは農事組合法人アクト神代村(植本幸男代表理事)が選ばれた。表彰式は11月21日、県庁で行われる。
農林漁業近代化表彰は、地域の農林漁業の発展につながる先駆的な経営を実践している団体を表彰しており、農業部門での受賞したアクト神代村は神代地区の16戸で構成。担い手不足が深刻化する中山間地域で水稲、小麦、大豆を中心とした土地利用型農業を展開し、農業振興に大きく貢献していることが評価された。規模拡大に合わせた計画的な機械・施設の拡充を進め、スマート農機の導入により省力化、効率化を図ることで地区内外の作業受託などに対応している。