津山中央看護専門学校の入学式が3日、同校体育館=岡山県津山市=であり、第37期生20人(男子4人、女子16人)が看護の道へ進もうと一歩を踏み出した。
在校生44人、保護者や教職員らが出席。衛生面への考慮やウイルス感染対策としてマスクを着用して執り行われた。入学生一人ひとりの名前が呼ばれ、入学が認めらえた後、安藤佐記子校長が「地域医療に貢献できる人材を育成してきた本校の伝統と校風の新たな担い手として誇りと自覚を持ち、看護のプロを目指すと期待している」と式辞。
林同輔津山中央病院長の祝辞の後に、在校生代表の3年・石原彩名さん(20)が「私たちが学びを深め、成長することは患者の健康や命を守ることにつながります。互いに支え、励まし合いながら頑張りましょう」と歓迎のことばを送った。
最後に新入生代表の田村桃子さん(18)が「豊かな人間性も育み、他者のつらさと苦しみを受け止められる看護師を目指し、共に学ぶ仲間と助け合いながら精進していく」と宣誓した。
新入生は県内をはじめ、鳥取、島根、愛媛兵庫県からも入学した。