津山中央看護専門学校第37期生の「宣誓式」が18日、岡山県津山市川崎の同校体育館で行われ、実習を控えた1年生19人(男子4人、女子15人)が看護の道への決意を新たにした。
2、3年生と津山中央病院の関係者、保護者が見守る中、1年生は一人ひとり壇上に上がり、野中和子副校長から胸ポケットに白いハンカチを入れてもらい、ナイチンゲール像から移した灯(ひ)をともしたキャンドルを受け取って整列。
全員で「ナイチンゲール誓詞」を唱和した後、「慈悲の心を持ち、地域、社会で一人ひとりに寄り添える看護師を目指す。どんな困難も仲間と手を取り合い一致団結し、笑顔で乗り越える」と誓いの言葉を述べた。
安藤佐記子校長は「実習において困難な場面もあるかもしれないが、みなを成長させてくれるはず。患者とその家族に信頼される看護師となるように、知識、技術、人間性を磨いてほしい」と激励した。
1年・堤美琴さん(19)は「改めて将来への決意が固まったように感じる。困っている人に寄り添い、みなに信頼される人になるように頑張る」と意気込みを語った。
生徒たちは12月から同病院などで基礎看護実習に臨む。
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