岡山県津山市の津山中央看護専門学校第36期生の「宣誓式」が20日、津山市の同校体育館で行われ、実習を控えた23人が看護の道への決意を新たにした。
津山中央病院の関係者や保護者、在校生が見守る中、野中和子教務課長から胸ポケットに白いハンカチを入れてもらい、ナイチンゲール像の火を移したキャンドルを手に整列。
全員でナイチンゲール誓詞を唱和し、「仁愛の心を持ち、患者さんの気持ちに寄り添い、信頼される看護師を目指します」と宣誓した。
橋本達也校長は「これから実習でつらい事、苦しいことがあっても今日の誓いを思い出し、感謝の気持ちを忘れず患者さんに尽くしてほしい。志を高く持ち、立派な看護師に成長することを期待している」と激励した。
生徒たちは12月から同病院などで基礎看護実習に臨む。