県、福祉法人の指定取り消し

行政・公共
         

 虚偽の職員数を申請して指定の更新を受けたとして、県は28日、社会福祉法人・菜花の里(林田)が津山市と鏡野町で運営している4事業所の6サービスについて指定を取り消すと発表した。
 訪問入浴介護のアーバ(林田)、アーバ訪問看護ステーション(津山口)、アーバデイサービスセンター雲母(同)、アーバデイサービスセンター鏡野(鏡野町瀬戸)の指定が取り消された。アーバデイサービスセンター鏡野は利用者に配慮して10月末日付の取り消し。
 県指導監査室によると、各事業所の人員が県の条例で定める定員数を満たしていないにもかかわらず、雇用していない人や当該事業所で勤務予定のない人を指定更新申請書に記載していた。県は5市町に対し、不正に指定更新を受けた日以降の介護給付金(計約2186万円)に40%を加算して返還を求めるよう助言している。


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