県バス協会(永山久人会長)は4日、津山市内を走るコミュニティバス・ごんごバスの車内アナウンスに協力している美作大学放送研究サークルを善行者として表彰した。
同サークル(3人)は2019、20年、中鉄北部バスが運行するごんごバスの東循環線、西循環線、久米線を走るバス5台の車内案内放送のアナウンスを担当。バス停の名称などを吹き込んでおり、利用客からは「声が若々しくさわやか」「優しくて親しみやすい」といった声が聞かれ、好評という。
第33回「バスの日」記念事業の一環で表彰。同大(北園町)で式があり、永山会長が村上莉佳部長(20)=短期大学部栄養学科2年=に感謝状を手渡し、「バスが市民の身近な存在となるために尽力してもらい、心から感謝します」とたえた。鳥取県出身という村上部長は「バス停のイントネーションが難しかったけれど、一人でも多くの人に乗ってもらえるように気持ちを込めて録音した。地域と密着した活動が魅力の放送研究サークルへの加入者も増えてほしい」と話していた。
p
永山会長から感謝状を受け取った美作大学放送研究サークルの村上部長