県下コロナ直近1週間

医療・福祉
         

 岡山県は3日、新型コロナウイルスに関する直近1週間(8月26日〜9月1日)の県内感染状況を公表した。総体的な切迫度は「ステージ4(爆発的感染拡大)」に据え置かれ、デルタ株の感染拡大により医療体制のひっ迫度が増している。
 病床使用率は前週から5㌽増の48・1%とステージ4の指標(50%以上)に肉迫し、重症者用病床の使用率は11・8㌽増の30・9%。
 1週間の新規確認数は1360人と前週(1654人)より300人近く減り、人口10万人当たりの新規感染確認数は15・55㌽減の71・96人(ステージ4指標25人以上)。療養者数は1702人(前週1893人)、人口10万人当たりの全療養者数は10・11㌽減の90・05人(ステージ4指標30人以上)。
 PCR検査の陽性率は4㌽減の11・2%(ステージ4指標10%以上)。感染経路不明割合は39・4%。
 この日、記者会見した伊原木隆太知事は「新規感染者は減ってきているものの依然として予断を許さない状況で、医療提供体制はひっ迫度を増している。ワクチン接種後も人との接触を減らし、感染防止効果の高い不織布マスクを正しく装着するなど対策を徹底してほしい。県民一人ひとりが高い危機感と警戒感を持って緊急事態措置の実施に協力いただきたい」と呼びかけた。


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